フローリングの床が滑る原因と、おすすめの5つの滑り止め対策

フローリングの床が滑る

「最近急にフローリングが滑りやすくなった」「床がツルツル滑るので、子供が転ばないか心配」

このように、今まで何もなかったのに突然フローリングが滑るようになった、という経験がある方は多いのではないでしょうか。フローリングが滑ると、高齢者や子供にとってはとても危険!犬や猫のペットだって、滑って骨折などの怪我をすることもあります。

今回は、フローリングの床が滑る原因や、その対策についてご紹介します。

フローリングの床が滑る原因とは

ワックスが剥がれてしまった

フローリングが滑る原因で一番多いのは、「ワックスが剥がれたから」ということ。「ワックス=滑る」と間違われる方もよくいますが、実はその逆で、ワックスは滑り止めのためにかけられるものなんです。

学校の体育館を思い出してください。体育や部活の時、シューズを履いていてもつるつると滑ってストップがきかなくなることがありますよね。そんな時、先生方が床にワックスかけをしていませんでしたか?あれと同じことです。

最近の住宅に使われるフローリングではどうでしょう。

現在、一般的な一戸建てやマンションの7割~8割で「シートフローリング」と呼ばれる床材が使われています。

シートフローリング

この表面は、いわゆる「プリントされた紙」なんです。天然木ではないんですよね。

パナソニックで人気のフィットフロアなどもそう。(薄い突板が貼られたものもあります)。

シートフローリングは汚れに強いものが多いですが、小さいお子さんがいるご家庭では、食べこぼしや落書きなどの汚れは日常茶飯事。そのため、水ぶきをしたり、ワックスシートなどで表面を掃除する方も多いと思います。

フローリングの水ぶき

そうなるとシートフローリングの表面の塗装が薄くなることもあり、また汚れたワックスや不純物が蓄積します。それがフローリングが滑る原因となるのです。

料理で飛び散った油

キッチン周りが特によく滑るということであれば、料理中に飛び散る油が原因の場合もあります。天ぷらなどの揚げ物の油は床へも飛び散り、さらに床についた油をスリッパで踏んでしまい、あたり一面に油を広げてしまうことも。

また、焼肉やオイルフォンデュをしたときに、ダイニングの床に油がはね、滑りやすくなったという方もいらっしゃいます。

シリコンスプレー

ドアや窓、雨戸の開け閉めをスムーズにさせるときに、シリコンスプレーを使うことがありますよね。これもフローリングが滑る原因となることが多いんです。

シリコンスプレー

スプレーは意外と広範囲にかかってしまうもの。周りを拭き取らずにそのままにしておくと、スリッパや靴下についてしまい、知らず知らずのうちに、フローリングに広げてしまうこともあります。

また、フローリングの艶を出そうとしてシリコンスプレーを吹きかける、なんていう方もいらっしゃいました。シリコンスプレーの作り出すシリコン被膜は、滑りをよくすることが目的ですのでかなり滑りやすくなり、危険です。

お年寄の方がいらっしゃるご家庭では、使い方を間違えないよう十分ご注意くださいね。

フローリングの滑り止め対策

ワックスを正しくかける

フロアコーティング

「ワックスが剥がれてきたかな?」と感じたら、ワックスをかけなおしましょう。

ただ、ワックスは正しくかけないと逆効果になることもあります。フローリングに黒い汚れのようなものができてはいませんか?あれは、古いワックスが残ったまま上から新しくワックスを塗ったために、フローリング膜と汚れが積み重なったものなんです。

こうなると、滑り止めの効果も薄くなってしまいます。

何度もワックス掛けをした床のお手入れは、下記の手順となります。

  1. ワックス剥離剤で古いワックスを剥がす
  2. 表面を綺麗に整える
  3. 新しいワックスを塗る

 

最近では個人でも簡単にできる「ワックス剥離剤」が市販されていますので、ぜひ挑戦してみてください。

基本的には、合成樹脂系の滑り止めワックスが効果的です。ワックスの種類により滑り止め効果も違ってくるので、よく見比べて選ぶことをおすすめします。

ペットの滑り止めには、専用のコーティング剤を

フローリングで滑る犬

近年では、フローリングのある室内で愛犬を飼育する家庭は、500 万世帯強とも言われています。そのうち、約 60%の家庭で愛犬の滑りが確認されていて、それが犬のストレスや怪我につながっているそう。(参考:株式会社リンレイ プレスリリース

ペットの場合は活動量も多いので、人とは違った滑り止め対策も必要になります。ペット専用のコーディング剤を使用して、愛犬の床すべりを軽減してあげてくださいね。

フロアコーティングを利用する

フロアコーティングとは、さまざまな溶剤を用いて床を被膜で覆い、フローリングの表面をあらゆる汚れや摩擦から保護するものです。ワックスは「お手入れ的なもの」であるのに比べ、フロアコーティングは「塗装、施工」といったイメージです。

フロアコーティング

(出典:グッドライフコート)

フロアコーティングは滑り止め効果も非常に高く、一度施工したら約20年もつのが最大のメリット。ガンガン水ぶきをしても大丈夫ですので、お手入れも楽になりますよ。

溶剤を流したあとUV照射器で完成させると、1日で仕上げることもできます。女性なら、ジェルネイルを思い出していただくと分かりやすいでしょう。施工業者に依頼することになりますので、価格が高いのがデメリットです。

油の汚れは中性洗剤で拭きとる

料理で飛んだ油が原因で滑る場合は、家にある食器用洗剤などを使い、気になる箇所を拭きとってみましょう。

洗剤を使った後は、念のため水拭きをすると小さいお子さんにも安心です。その後空拭きをすれば完了です。

ジョイントマットやコルクマットを敷く

「ワックスをかけなおすのも大変だし、フロアコーティングもお金がかかる」という方には、ジョイントマットやコルクマットがおすすめです。

特に小さなお子様がいるご家庭では、転倒の際の衝撃緩和や防音対策にもなるので、多くのメリットが生まれます。

ジョイントマット

ここで注意したいのが、ジョイントマットの場合、商品によりビニールコーティングがされているものがあるということ。ビニールコーティングは滑りやすいので、EVAなどのツルツルしていない素材のものを選んでくださいね。

コルクマットは名前の通りコルクの素材を使用しているので、滑る心配はありません。また、コルクマットは防寒対策にも最適のアイテムなので、冬場は大活躍してくれますよ。

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やさしいジョイントマット

高品質でコスパ最高のジョイントマットを販売。極厚タイプ、大判、木目調、床暖房対応など、欲しい機能がとても豊富です。

まとめ

フローリングが滑るようになると、いろいろな危険が高まります。

実は、私の祖母は90歳の時、夜中のトイレの際にフローリングの廊下で滑って骨折し、そこからずっと寝たきりになってしまいました。高齢者のいるご家庭では、廊下なども滑り止め対策をしておくことを強くおすすめします。

早め早めに対策を取ってくださいね。

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